カリキュラム概要
社会・環境課題やそれをめぐる制度・規制に対するインテリジェンス力、多様なフレームワークから自社のコンテキストにあわせ、目標や経営システムに落とし込む分析・評価力、経営チーム(取締役、執行役員)やミドル、ボトムマネジメントの意識改革を促すための啓蒙力、それらを統合させ企業価値創造を実践することができる人材育成を目指す。
サステナ最新課題×マテリアリティ・シナリオ分析×対話・エンゲージメント力などにフォーカスしたカリキュラム設計
講義コース | 主たる内容 |
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専門コース | 気候変動、生物多様性、ビジネスと人権、マテリアリティ分析、シナリオ分析など各領域での有識者による最先端の知識・スキルの修得 |
実践コース | サステナビリティ経営を推進する先進企業の担当者による講演・討議を通じて実践的な知識・スキルの修得 |
金融プロフェッショナルレクチャー | サステナビリティリーダーが市場でつきあう機関投資家や格付け機関、アナリストなどによる講演と受講者との討議をベースにした講義 |
CXOレクチャー | サステナビリティ経営に造詣の深いCEOやCFOあるいはCSuOによる講演と受講者の討議をベースとした講義 |
ワークショップ | 少人数クラスで教員と受講者が濃密なコミュニケションに基づき先進企業のサステナビリティ経営のケース・スタディーや担当者インタビューから示唆を得る |
カリキュラム 基本的な設計方針
- サステナビリティ経営やそれに関連した環境・社会課題についての事象やそれに関連する規制・制度の最新の潮流を学ぶ。
- サステナビリティ課題の解決を通じた社会・環境の持続可能性と稼ぐ力を向上させることを通じた企業の持続可能性を同時実現するための経営手法(現状分析・シナリオ分析・マテリアリティ分析・目標設
定・投資配分・成果測定・報酬設計)を学ぶ。 - サステナビリティ経営を投資家をはじめとした金融市場で評価いただくための開示のあり方を学ぶ。
- サステナビリティ課題(気候変動、循環経済、生物多様性、ビジネスと人権、人的資本)に関する主要なステークホルダーの考えや立場の現状や展望について学ぶ。
- サステナビリティに対する意識向上を社員一人ひとりに根付かせ、当該取り組みに共感するのみならず、行動変容をもたらすための経営手法を学ぶ。
- 各トピックについて、理論や制度の最新の潮流を有識者からお話しいただいた後、先進企業から実践方法やそれを進めるにあたっての課題などを共有いただく。
受講形式
オンライン:金曜日夕刻
対面:土曜日終日 ※期間中、合宿が1回あります。
※本プログラムは、対面でのご参加が原則ですが、ハイフレックス(対面・オンライン)の体制は整えておりますので、どうしてもご都合が合わない場合には、オンラインでのご参加も可能です。
また講師にお認めいただいた場合には、録画した動画を受講生に視聴いただくことも行っております。復習などにご活用いただけます。
コンテンツ
講義:各テーマの専門家や経験豊富な実務家の方を講師に迎えたセッションです。
Workshop:ベストプラクティス企業研究や自社プレゼンテーションと投資家との対話・エンゲージメントなどをテーマに、小グループで取り組むWorkshopです。
修了レポート:プログラムを通じた学びなどを修了レポートにまとめて頂きます
フォローアップ・セッション(オンデマンド・任意):当該領域になじみのない受講を対象としたセッションです。
(フォローアップセッションの例)
第1 回 情報開示
第2 回 投資家によるESG 評価
第3 回 サステナビリティ経営
スケジュール(イメージ)
テーマ | |
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第1回 | ガイダンス/自己紹介 |
サステナビリティ経営と企業価値 | |
トランジッション・ファイナンス | |
ワークショップ・ガイダンス/懇親会 | |
第2回 | 気候変動 |
Workshop | |
第3回 | 気候変動 気候変動と GX ファイナンス |
第4回 | ESG 評価・認証の現状と課題 |
生物多様性をめぐる潮流 | |
生物多様性経営の実践 | |
Workshop | |
第5回 | 投資家・金融機関との対話・エンゲージメント (グループ討議/セッション/プレゼンテーション) |
Workshop | |
第6回 | 人的資本経営 |
Workshop | |
第7回 | 社会的インパクトの評価・測定 |
ビジネスと人権①(人権 D、救済M) | |
Workshop | |
第8回 | 総括(グループ討議・プレゼン) |
修了証書授与式、懇親会 |